最近は日中と夜の気温差がありますね、だんだんと秋の気配がしてきたように思います。
今週のMs日記は宮本が担当です。
今回は、先月に行われた伊丹市のI邸新築工事の建て方~上棟式の様子をおおくりします。
地鎮祭の記事はこちら
先月に建て方が行われた時期は、雨続きで工程がずれたりもしましたが、当日は前日までの雨が嘘のような晴天となりました!
手刻みやプレカット加工の構造材が組まれていき、吹抜け空間のある木造2階建ての空間が立ち上がっていきます。
リビングの吹抜け空間から見ることのできるこの持ち出し梁、この角度…格好良く仕上がっています…!
木材も綺麗な表情をこの見せ場に選んでいます。
金物の取り付けも並行して行います。写真はDボルトを使用して構造材同士を引いていくところです。
2階床を張り、
吹抜け上部の垂木を架けていきます。
2階の梁も組まれていき、
屋根の面材を張っています。
構造体が組み終わり、上棟です!
そして後日、少し日を空けて上棟式を行いました。
当日、現場に到着した際には、既にコアー建築工房さんが、テーブルをセットしてくれていました。
コロナ禍ということもあり、座席には仕切りのパネルも設置してくださっています。
奥の座席座っているのは、前回のMs日記でも登場したインターンに来てくれたHさんです。
三澤による建築ツアーも行われ、現場で話を聞ける贅沢な時間を過ごしていました。
そうしている間に、祭壇の準備も完了です。
今回、お施主さんであるIさんには、祭壇に置いてあるお酒やお塩、洗い米をご用意していただきました。
奥にある黒いモノは大工さんの道具で墨壺(すみつぼ)といい、宮大工さんの代表的な道具を飾っています。
式も順調に進んでいき、無事に終了です。記憶に残る上棟式となりましたでしょうか。
私も、ここが住まい手さんが愛着を持てる家・場所になっていきますようにと祈りながら、現場を出ます。
現場から出て振り返った時に初めて気づきましたが、大工さんの後ろ姿と共に「祝・上棟」の文字の垂れ幕が。
大工さんの後ろ姿でグレー色にしてあるのが、またかっこいいですね。
というわけで、建て方~上棟式の様子をお届けしました。
スタッフ宮本