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わせ

Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2021.09.24

現場定例打ち合わせ~伊丹I邸の大工さん・監督さん

9月22日は毎週水曜日の定例打合せ。

伊丹I邸は、8月4~5日に建て方を行い、夏の長雨を上手に避けて、快調に工事が進んでいます。

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現場に到着すると、監督の出口さんがすでに打合せテーブルでお仕事。

なんと、リビングの小上りの下地がすでにできていて、その上が本日の打ち合わせスペースです。

こんな風に、コアー建築工房さんの現場では、定例打合せのために、

いつも大工さんが空いた場所にテーブルをつくってくれます。

本当にありがたい。

この小上りの下地は、全てJパネルで造っています。

「小上りはJパネルで造りやすい。」というのが私の考え。引出部分も正確に造り込まれています。

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見上げれば、2階の床が持ち出しの梁の上に見えています。工事中のこのスケスケ感は、とてもいいものです。

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持ち出しの梁は、上下芯去りの無地。先端の角度の付け方も気に入っているところです。

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2階にいくと、「あれれ 田尻さん!」 現在工事中の千里ニュータウン内S邸が、2世帯住宅の改修工事で、

第1期工事が終わり、第2期が始まる間のタイミングで助っ人に入っていたのでした。これは心強い!

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なるほど、すでに2階の桧の床も張り終わっていて、これから養生といったところ。

この部屋は、息子さんのお部屋で、壁はJパネルで頑丈にできています。どこに何を取り付けても大丈夫!

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更に強力な仕事人、大工の渡利貴志さんは、この現場の棟梁・渡利さんの息子さんです。

この現場は 出来る大工の2人体制。そもそも頼もしい。

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一通り、現場の様子を見てから、先ほどの小上りの上のテーブルで打ち合わせが始まります。

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棟梁・渡利さんは、毎週の定例打合せで、確認事項を先に先にと聞いてきます。

時間短縮のため、私は即座にスケッチを描いて、その場で解決するようにしていますが、

その問答(かけあい)が私にとって貴重なトレーニング。次の設計に活かせることばかりだからです。

おさまりなど、別件での疑問も教えてもらったりして、

大工さんや監督さんは、コーチのような存在でもありますね。

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左手 貴志さんが疑問点を聞きに打合せのテーブルへ。右手は監督の出口さん。

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渡利さんと監督の出口さん、私も加わって、問題解決しています。

こんな風に、コアー建築工房さんの大工さんは、親子で現場に入っていることが多いのです。

そこがとても良いな。といつも思うのです。

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大工さんとの打ち合わせでよく見るのが1/10の枠詳細図。

Msの枠詳細図は独特なのですが、現場が始まると、私もこの図面が一番のよりどころで大事な図面。

まだまだ奥が深いです。

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このお二人も、PCのモニターにこの枠詳細を出して、確認中。

監督の出口さんは。すかさず画面でスケールを大きくしてくれて、なかなか便利です。

右手は、担当のMs宮本君。

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そんなこんなで、打合せが終わり外に出ると、もう日が暮れかけています。

これから10月に入ると、午後4時からの定例打ち合わせは厳しいかなと思いつつ。

みんなで、2階高窓の木枠を見上げて。あーだ、こーだ。

ものづくりはやはり楽しいです。                           (三澤 文子)