暑さが日に日に増す今日この頃。夏を感じる季節となりました。
今週は、Msの設計の定番になっている「ITOI(イトイ)手洗いボウル」についてご紹介いたします。
ITOI(イトイ)手洗いボウルは、奈良県在住の陶芸家 糸井康博さんが素材、形、色にこだわり一つ一つ手作りで製作している陶器の洗面ボウルです。
糸井さんの作品は、木などの植物を燃やした灰を長い時間をかけて精製した灰釉を、陶器に施します。それを窯の中で焼成することで、灰の成分や焼成方法の違いでさまざまな色合が生みだされます。使用する灰には松や樫(かし)、柞、葡萄、藁の灰、吉野杉に厳選した灰などを使用されています。
柔らかい色合いと個性的な模様で、1つ1つ丁寧に制作されている作品です。
ここで、ITOIボウルの種類を1部ご紹介します。
こちらの柔らかい緑は、松とカシの灰釉で製作されたものです。
渋い風合いの洗面ボウルは、松の灰釉。
淡い色のこちらは、カシの灰釉で製作されました。
様々な風合い色合いが表現できる灰釉に魅了されます。
Msでは、トイレの手洗いや、玄関近く、2階のちょっとした手洗い場などのに使用しています。
ITOIボウルは、木の家との相性も抜群です。
コンパクトなサイズなので、ちょっとした手洗い場に最適です。
トイレの中の洗面です。淡い色合いなので、トイレの印象が明るくなります。
漆塗りの板壁との相性も良く、シックな空間にもなじみます。
和の空間はもちろんですが、洋風との組み合わせでもかわいらしい雰囲気になります。
大きいサイズは、存在感があり、美しいフォルムです。
洗面ボウル上部が広めのものは手を洗いやすくなるのでお勧めです。
ITOIボウルは同じでデザインがない1点もの。一つ一つ表情が違います。
Msが設計する住まいとも相性が良いので、
ご依頼の際は、ぜひこだわりのお住まいに迎えていただけると幸いです!
皆様にもその風合いからぬくもりや、灰釉の神秘的な色合いを感じていただけること間違いなしです。
Msスタッフ濱田