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わせ

Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2025.02.15

~さいたま市K邸 引渡しまで1カ月となりました!~

皆様こんにちは、今週担当の中尾です。約2カ月のペースで回ってくるMs日記の当番ですが、冒頭のあいさつを考える時に、「あぁ、もう2月も中旬なんだ・・・」と改めて時の流れを実感し、打ちのめされています。しかし同時に春の訪れも手が届くほどに近づいているのは、嬉しい限りです。

さいたま市K邸は3月中旬の引き渡しを予定しており、今週の記事は現場レポートとなります。いよいよラストスパートに差し掛かり、緊張感が走ると共に日々の業務も急ぎ足のこの頃です。

ここでK邸が初めましての方は過去に書いた私の記事。関連の記事を添付しているので、是非URLから飛んでみてください!

久道工務店 訪問記
~さいたま市K邸建て方~
~さいたま市K邸現場より~
~さいたま市K邸様々な広葉樹~

私は、足場が取れた瞬間が建築工事で一番好きな瞬間なのですが、K邸の足場も1月末に外され、大工の加藤さんからラインで写真が送られてきたときは思わず声が出まして、ニヤニヤしていました(笑
足場がとれました

国道から1本道に入るとK邸が姿を現します。担当の身として、この姿を見たときに鳥肌が立ちました。

直近の記事で~様々な広葉樹~というタイトルで記事を書きましたが、そこで登場した、階段室が完成いたしました。

階段室完成

55㎜厚の無垢のタモ板を側桁に使用しているわけですが、この力強さでストリップ階段を実現しています。視線が抜け軽やかです。割付で余ったタモの板で格子、手摺、手摺子を作成していただき、階段室はタモをふんだんに使用した部屋となりました。タモの淡い木目が白い空間に良く馴染みます。

手摺子、側桁ディテール

手摺子と側桁のディテール。繊細で丁寧な仕事です。柾目の年輪は細かく均一であり、上等な材であることが明瞭です。

引き出しの面板を面取りしている大工の加藤さん。いつもありがとうございます!

主寝室

内部も少し紹介したいと思います。こちらは主寝室の写真です。主寝室は南側に面しており、冬場は太陽の南中高度が低いため、暖かい太陽の光が部屋の奥まで届く、パッシブデザインとなっています。

インナーバルコニー

インナーバルコニーには天窓を設置し、明るくとても開放的な空間になっています。真壁造りの家ならではの気持ちよさです。こちらは北側に面しているので直射日光が当たらず、日中安定した柔らかい光が差し込みます。

アイキャッチの写真に外観写真を選びたかったのですが、外構工事と格子の設置が残っていますので、これからまだまだかっこよくなるわけで・・・次回のK邸完成レポートの記事で外観写真をアイキャッチにして投稿いたします!

以上、引渡し残り1か月前の現場からお届けしました。引き続きよろしくお願いいたします!

スタッフ中尾