箕面H邸:竣工報告
昨年11月より着工した箕面のH邸。
先日無事にお引き渡しを終えましたので竣工報告をさせていただきます。
構造材検品:https://www.ms-a.com/h.html
木配り~上棟:https://www.ms-a.com/h_1.html
遠方からの来客:https://www.ms-a.com/post_165.html
写真のように外構工事の真っ最中ですが、実はなんと住まい手のHさんとそのご友人とで
外構工事を自力でされています。
写真に写る土留めの擁壁や駐車場の舗装も全て自力。さらにはこれから植栽までも。。。
ここまで積極的な住まい手さんもなかなかいらっしゃいません。
住まいにそれだけ関心を持ち、関わっていただけてうれしく思います。
植栽が終わった頃の訪問が楽しみです。
さてこのH邸ですが、軒の出の深さが特徴的です。
玄関ポーチの軒でなんと1.6Mもあります。
この軒の深さのおかげで、雨の日でも濡れることなく車の乗降が可能です。
南側の軒の出も深く(1.5M)、物干しにはうってつけです。
目隠しや防犯を兼ねた格子、雨戸も設えてあります。
1階リビングの様子。伸栄木材から調達した美しい紀州材の構造材が見応えあります。
床・天井はJパネルをそのまま現しています。
高さを低く抑えた設計ですが、吹抜けがあることでそれを感じさせません。
また、2階子供室にいる子供たちとの距離も近くなり、より一体的な空間となっています。
2階吹抜けに面する手摺もJパネルを使用。
丸く開けた穴からは子供たちが顔を覗かせることでしょう。
2階は床・壁・天井全てJパネル一発仕上げでできた広いワンルーム。
子供たちの成長に合わせて個室を設ける等、住みながら変化してく部分です。
引渡の日、H邸を施工いただいたコアー建築工房さんより工事中の記録を映したDVDの上映を
行っていただきました。
地鎮祭から引き渡しまで、あっという間でしたが振り返ればいろいろなことが思い出され、
住まい手さん共々濃密な時間を共有させていただいたことを再確認しました。
薪ストーブの火入れ式。薪ストーブの使用方法について、三澤が直接説明します。
温暖な大阪ですが、際だって寒い箕面森町。この薪ストーブがH邸の主暖房になります。
高い断熱性能に加え、気積の小さな住まいであることから、家全体が心地よい温度に
なることと思います。
竣工引渡は一つの区切りですが、時間の経過とともに良くなっていくH邸をこれからも
見守らせていただきたいと思います。
スタッフ:戎
野