皆さんいかがお過ごしでしょうか。
もうすぐ平成も終わりますね。私は平成生まれですので、名残惜しいです。
さて今回は、先日行ったI邸のプレゼンテーション・詳細調査報告会についての記事です。
先週の金曜日にMs事務所にてI邸のプレゼン・詳細調査報告会を行いました。
今回、改修予定であるI邸は、奈良県にあり、延べ床面積40坪、築32年の木造二階建ての住宅になります。
Msでは改修を行う場合は、必ず建物の詳細調査を行います。
基本的に、以下の6つの項目について、調査結果を「詳細調査報告書」としてまとめています。
・劣化対策
・耐震性
・断熱性
・省エネルギー性
・バリアフリー性
・火災時の安全性
これらの結果をまとめることで、問題点が浮き彫りになり、
改修・改善の提案がより明確にできるようになります。
今回の調査結果の一部ではありますが、床下で断熱材の剥がれや、
耐震に関しては、柱や壁の直下率が低いことが確認できました。
写真では断熱材がベロっと剥がれ落ちてしまっています。
こうした結果を元に、改修案をつくり、住まい手さんとプランの打合せを重ねていくことで、
住まい手さんの生活スタイルにあったプランへと磨き上げていきます。
他にも、住まい手さんに協力して頂き、写真にあるデータロガー(温度記録用)を実際の生活空間に一定期間設置し、室温の計測を行います。
この計測データを取ることで、実際の住環境の温度変化はもちろんのこと、住まい手さんがどの程度の室温で過ごしているのかが分かります。
このデータから、住まい手さんが、どの程度の室温が適温だと感じているのかも推測することができ、ひとつの指標にすることもできます。
これらの様々な観点から、より最適な性能・プランを提案していきます。
今後、どのようなプランになっていくのか、乞うご期待です!
以上 スタッフ宮本よりお伝えしました。