まだまだ暑い日が続いていますが、Ms大阪事務所では、セミの鳴き声もあまり聞かなくなり、少しずつ夏が遠ざかっているのを感じます。
さて今回は、今年の8月に着工しました、奈良の改修工事の現場状況をお伝えします!
この物件の施工を担当してくださるのは、羽根建築工房さんです。
解体が進み構造体が露わになっています。
詳細調査の際に(調査報告会の様子はこちら)断熱材の劣化はありましたが、構造体には劣化は見られず、良い状態であるという結果が得られていますので、積極的に既存材の再利用を行っていきます。
写真から、手前とその奥に立派な太鼓梁が架かっています。
少し丸みを帯びた材・曲がった材があると、木材にすごく表情に豊かさを感じて、私は好きです。
これは既存浴室の解体ビフォーアフターの写真です。
壁と床のタイルも全て撤去してもらっています。
調査の際には確認できませんでいたが、浴室周りの基礎は高基礎になっていました。
こちらは、羽根建築工房の和田さんです。
本改修物件の現場監督として現場管理を行っています。
和田さんは、Ms事務所とは長い付き合いで、20年程前、まだ和田さんが学生の頃にMsにアルバイトに来ていた時期もあります。
今回、和田さんが現場監督ということで、とても心強いです。
来年1月の竣工を目指して、和田さんや現場の職人さんを初め、協力しながらより良いものを造り上げていきます。
スタッフ宮本