Dボルト販売を開始しました!
ついにMs事務所が代理店になり、Dボルトの販売を行うことになりました。Msでご購入される場合、施工についての質問にもお答えしますので、Dボルトを使ってみたいけど、きちんと取り付けられるか心配という方にも安心してご利用いただけます。
Dボルトの生みの親は、兵庫県三木市の工務店社長・米澤修二氏(現在はディープランヨネザワ会長)。
阪神淡路大震災の年、地震被害状況調査で知り合った、近畿大学教授の村上雅英先生と三澤康彦さんが「神戸新聞」で対談する機会があり、その紙面を読んだ米澤会長が、自ら開発したDボルトを持参して村上先生を訪ねました。
「地震のあと、うちで建てた家の被害を確認して回ったら、周囲の住宅が倒れた激震地でもこのボルトを使った家だけは立っていた」と、Dボルトの性能について村上先生の意見を聞きに来たのでした。
その後すぐに村上先生から「三澤さんたちがつくりたい真壁の家にぴったりの金物を持ってきた人がいる」と紹介され、さっそく康彦さんと文子さんは米澤会長に会いに行きました。
こうしてそれまで一人で試行錯誤をしていた米澤会長を、村上先生、当時被災地調査で行動を共にした田原賢氏(田原建築設計事務所)、康彦さんと文子さんが協力し、接合部詳細の検討、近畿大学での構造実験など、工学的根拠を一つ一つ積み重ねていき現在に至ります。
阪神淡路大震災でお亡くなりになった多くの方々の命を無駄にしないために、固い思いで設計活動をしてきた文子さんは、今年の1月1日に起きた能登半島地震に心を痛め、これからも地震で亡くなる方がいなくなるよう活動していくと思いを新たにしました。Dボルトの販売もその思いの一環です。
「DボルトのDはドリーム」
Dボルトは木造の弱点である接合部を強く美しくつなぐ夢のボルトです。家は資産、Dボルトがもっと広がって命と資産を守って欲しい。私たちの心からの願いです。
お問い合わせはこちらまで。お待ちしております。