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わせ

Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2021.01.16

2021年Ms仕事初め

Ms日記をご覧の皆様
明けましておめでとうございます。
2021年最初のMs日記は中尾が担当させていただきます。

Ms1年の始まりは研修会(勉強会)を経て、業務へと向かいます。
今回の記事は研修会の様子です。

001.JPG2021年第1回「ふみこ食堂」も開催です。
この日のメニューは「カツカレー」でした。
2021年も勝つ!という意味が込められ、縁起のいい昼食となりました。
毎日、美味しい昼食を振舞っていただいております。

005.JPG研修会が始まりました。
Msではすっかり馴染んできたZOOMミーティング。しっかりと活用です。

勉強会の講師は
・Msの温熱設計顧問「水の葉設計社 中野弘嗣」さん。
①レクチャー内容
改正建築物省エネ法について

・Ms非常勤設計士として今年度より力を貸していただいている「小森正和」さん。
②レクチャー内容
永田昌民 氏(ながた まさひと)の設計手法

研修会のレクチャー内容を一部ではありますが紹介いたします。
無題.png改正建築物省エネ法について

2021年4月より省エネ基準が改正されます。
建築物、住宅の省エネ性能向上が課題の一つとなっている現在
建築士から建築主に対する説明を通じて、建築主の省エネに対する理解を促し、省エネ性能を高めていこうという気持ちを持ってもらうことを狙いとして
書面をもって建築主に対して説明することが義務付けられました。

今後住まい手さんに省エネ住宅を説明するために
私たちも向上心を持って温熱設計に取り組んで行かなくてはなりません。

詳しくはこちら
「省エネ住宅のススメ」

103934.jpg続いて
永田昌民(ながたまさひと)の設計手法 を紹介させていただきます。

小森さんは、永田昌民さん(N設計室)での勤務経験があり、設計手法を話していただきました。
設計の世界に飛び出して間もない私ですが
こうして設計手法を聞く機会は大変刺激になり、有意義なレクチャーとなりました。
小森さんによる永田昌民さんのエピソードを一部紹介いたします。
007.JPG建築はプロポーションであり、それは寸法である。
という教えによって生み出されたのが上の写真。

こちらは30㎝竹尺を薄く削ったものです。
N設計室では三角スケールの代わりにこちらの竹尺を使用します。
理由は単純で、実寸ですぐ寸法が分かるからです。
また、薄くすることによって竹尺がしなり、測りやすいそうです。

常に実寸で建築を考え、これで測る癖をつけることによって寸法の感覚が体に浸み込み
形が寸法として自分の身についてきます。

この感覚を養うことによって
その寸法の空間がどうなのか把握できるようになる。という狙いです。

メジャー、コンベックスと違い竹尺は30㎝と決まっているので
常に身の回りにあることで確かに寸法の感覚は養われそうです。
なるほど・・・

IMG-4523.jpg1年の初めにこうして研修会の場があることで、一層気を引き締めて業務に向かうことができます。レクチャーしてくださった中野さん、小森さん改めてありがとうございました。

さて、最後にこちらの写真ですが、右側にあるのが年賀状です。
こちらの年賀状はいつもMsの造作家具を作って下さるZOOの永田健一さんから頂いた年賀状です。
手作りの年賀状でユーモアあふれる可愛いイラストです。(よく見ると牛乳パックです。笑)
文子さんが気に入って事務所テーブルに飾っています。

2021年Ms始動です!
今年もよろしくお願いいたします

Ms中尾