桜が咲きほこり、待ちに待った春がやってきました。事務所近くの公園も桜が満開に近くなってきています。
3月の年度末には、Msの研修会が行われます。今年度、竣工した物件の紹介をそれぞれの担当が行うのが恒例となっています。今年は、スタッフ宮本さんが、5年の勤務を終え、Msを卒業する年となりました。卒業の意味も含め、宮本さんが最後に担当した物件の紹介が行われました。
Ms日記にも掲載されています、「通り土間のある家(伊丹市)」の紹介が行われました。コロナ渦ということもあり、Ms東京スタッフ、構造設計、温熱設計、インターンの方々はZOOMでの参加となりました。事務所参加は大阪スタッフとなります。
「通り土間のある家(伊丹市)」の構造設計をしてくださった、TEDOK(テドック)坂田さんもZOOMにて参加。
今回の物件の構造設計についてのお話や、構造設計者として意匠設計者とのやりとりの相談などもありました。
「通り土間のある家(伊丹市)」は、ファミリークロゼット、洗面浴室が一直線に繋がっている、家事動線が使いやすい住まいとなっています。Msで最近採用している、パッシブ冷暖(床下にダクトを這わせて、チャンバーを通して、エアコンの風をダクトに吹き込み床下全体に暖気を巡らせる設備)を設置し、また壁内外に断熱材を施工して、温熱や断熱にも優れた住まいとなっています。
写真とデータを駆使して、構造と意匠設計の工夫や組み合わせ、温熱断熱システムの工夫など、勉強になる内容が盛りだくさんの研修会でした。
最後にMsスタッフ、MsOBを代表して、スタッフ上野さんより、卒業のお祝いが贈呈されました。
宮本さんには、照度計がプレゼントされました。早速Msの打合せテーブルの照度を測定。
一般的な普通の作業の場合150㏓以上必要なので、248㏓と十分な明るさが測定されました。
Msの仕事を丁寧に教えていただき、また、後輩スタッフの足りない部分をフォローしてくださりとても頼りになる先輩でした。いろいろお世話になり、本当にありがとうございました。次の仕事に向けて、新たなチャレンジと活躍を応援しております。
Msスタッフ 濱田