Photo:Ms三澤康彦
明けましておめでとうございます 2017年新しい年の幕開けに漆工房のご報告をさせていただきます。
Ms・MSDでは頻繁に漆の塗装を行い、家具や柱、床材などに漆塗装を行っているのですが、今年より本格的な漆工房が稼働いたします。
この工房は、漆師の意見を取り入れMs・MSDが待ちに待った自前の漆工房です。(経緯や有り難い繋がりは又の機会に)
塗装スペース:この作業台で漆を塗ります。
漆を塗る人、拭取りする人など数人で作業しやすい大きさです。素早くきれいに漆塗装が出来ます。今後の物件で、さらに美しい漆材の仕上がりをご期待ください。
乾燥棚:棚に板状の材を並べ乾燥させます。漆の乾燥は湿度管理が重要です。湿度を調整しながら乾燥を見計らい漆を塗り重ねます。
蔵の床は杉材、壁は土壁と快適な環境の中で漆の塗装と乾燥を行います。
ゲストハウス棟と庭:建物は三澤康彦氏による設計(詳細はMs日記などで更新があるかも知れません)
漆工房 年末の様子:関係者総出で蔵の掃除と準備を行いました。
蔵内の荷物を搬出し、念入りに清掃を行いました。埃の被っていた床も木目が見えてきました。
去年、蔵の大掃除を終え漆塗装に必要な準備を行い本格的な漆塗装を行う場となりました。
この漆工房では、様々な利用方法を模索しております。
漆塗装に興味がある方が気軽に漆塗装が楽しめる。そんなご案内が出来る日が近いかも知れません。
2017年 皆様にとって益々素晴らしい年となります様にお祈り致します
MSD新井