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わせ

Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2011.08.29

建築学会大会に参加してきました

(有)MOKの構造チーム、岐阜県美濃市事務所で木質構造を日々勤しんでいる田畑です。

8/23(火)~8/25(木)の3日間、東京の早稲田大学で行われた「2011年度日本建築学会大会(関東)」に構造を学ぶため、参加してきました。

早稲田大学大隈記念講堂

大隈重信像

毎年行われているこの建築学会大会は、建築に関わる様々な研究を論文に纏め、それを年に一度発表するというもので、今回の参加者は1万人超、発表論文数は約6370編と活気あふれる巨大イベントとなりました!

これだけ多くの講演を3日間で凝縮して行うため目移りしてしまいましたが、「構造」「東北地方太平洋沖地震の被害調査速報」に的を絞って講演を聞く事にしました。

「構造」では、最新の技術研究は勿論、”プレカット加工の継ぎ手の強度””基礎の貫通口補強”など、実務に活かせる内容の講演もあったので、他の人が一年かけて研究した成果を知識として手に入れることができる非常に貴重でお得な内容でした。

講演前

今回の東北地方太平洋沖地震では津波の被害がテレビ・メディアで多く報道され、地震の被害があまり報道されていないように個人的には感じていましたが、やはり地震の被害も多く、またこれまでの大地震と違い非常に広範囲にわたり被害が起きていたことなどが講演から分かました。

これら調査や研究が今後多くの向上に繋がるよう、また一般の方々の地震に対する意識向上に繋がっていければと、そう感じ、自分自身もこれをどう受け止め、どう活かしていけれるのか、考えさせられる3日間でした。

(スタッフ:田畑)