2011.07.16
お引渡後の赤杉の家へ伺いました
4月にお引渡しをした赤杉の家(過去ブログはこちら)、
先日メンテナンス工事の打合せに伺いました。
設計事務所の仕事は竣工して終わりではありません。
特に住まい手さんが実際に生活を初めて1、2ヶ月は必ず追加の工事が発生します。
暮らしてみて分かる不具合を改善し、より暮らしやすくする住まいの「お直し」です。
今回は隣家との境界に木塀を設置する事と駐輪場土間の水はけ改善が打合せの項目。
木塀はダイニングの窓から丸見えのお隣の室外機を隠すために設置します。
見た目も悪いですし温風が吹いてきます(ただでさえ暑いのに)。
忘れがちですが、室外機の位置はお隣に配慮して決めないといけないですね。
今回の訪問はリビングの軒先に簾を設置する目的もありました。
もうお馴染みの日射遮蔽のため。
コアー建築工房の監督Wさんが取り付けてくれました(感謝!)
訪問時(7月初旬)はクーラーなしでも風が抜けて快適に過ごしています。
と住まい手Iさん。
階段踊り場のたて格子付きサッシと2階のハイサイドライトを開けると
よく風が抜けるそうです。
狙い通りで嬉しい(計画したのは三澤所長ですが)
しかし、真夏はそうもいきません。
●窓を閉め日中の熱気を室内に入れない(これ意外と認知されていないのでは)
●日差しをカットし室温を上げない
●夜は窓を開けてかぜを通す
断熱性能の高い家の夏の過ごし方です
さて、これからの酷暑を快適に乗り切れるか。
またIさんにヒアリングしていこうと思います。
(スタッフ:西久保)