2013.06.24
W邸建て方~上棟
梅雨らしい雨が降るようになってきました。
農作物には恵みの雨ですが、建築工事に関しては工程を左右する悩みの種です。
中でも基礎工事と建て方中には雨に遭いたくありません。
山梨県で進行中のW邸、その建て方から上棟式までをご報告します。
構造材は静岡県浜松にある永田木材さんから入れていただいたもの。
柱と垂木をヒノキ、横架材を杉としています。
同じ針葉樹同士相性はよく、凛とした印象を抱きます。
施工は長野県にある北沢建築さん
Msホームページでもお馴染みの胡桃山荘を建てていただいた工務店です。
大工さんの手で一本一本加工する手刻みの現場は、いくつも建ててきた棟梁でも
棟が上がるまではずっと緊張を伴います。
総勢10名でテキパキと作業は進められ、気にかけていた雨の影響を受けることなく
二日目にして無事、棟が上がりました。
よかったですね、棟梁!
建て方を終えた翌日夕方頃に台風が接近することもあり、厳重な雨養生を
平屋に近い2階建てのボリュームがブルーシートで覆い尽くされます。
上棟式は天候による影響を考慮して、建て方から少し時間をあけて行いました。
住まい手の皆さんに喜んでいただけ、とても嬉しく思っております。
Jパネル落し込みのすまいは、建て方時点で部屋の広さや窓の大きさ等がわかる為、
住まい手のご家族みなさんそれぞれ、いろいろと想像が膨らんだことでしょう。
竣工まで心待ちにしていただければと思います。
上棟式の後、住まい手のWさんに焼き肉をご馳走いただきました。
食事の機会を設けていただき、工務店さん、大工さんとの距離がとても近いものに
おいしい食事といい雰囲気で、三澤もとても楽しそうです。
Wさん、ありがとうございました!
上棟おめでとうございます!!
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