住宅(新築)
土絵と本の家
通りと前庭でつながる京都の住まい~ギャラリーとしての図書ホールがある家
通りを歩いていると透けた格子戸からヤマモミジのある苔の庭が見えます。土のアプローチを歩き、さりげない玄関そしてホールまで進むと、吹き抜けの天井まで本棚が伸びる高い空間が。本棚の合間にある窓の上には生きた画材としての土で描かれた絵があります。迫力あるこの絵の作者は画家・佐藤香さん。また吹き抜け上部にも画家・喜屋武千恵さんの絵が見えます。喜屋武さんの絵は、吹き抜けを介して2階から鑑賞できます。住まいとして居心地よく、そして土絵が生活の一部となるような。土に似合う木の住まいができました。