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わせ

Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2024.03.09

塗装完了 ~K邸メンテナンス~

Ms日記ご覧の皆様
今週のMs日記は中尾が担当いたします。

今週の記事はK邸メンテナンス工事についてです。
以下、過去の記事です。

・笑いが絶えない家~K邸~

・住まい手さんのこだわりをうかがう~K邸メンテナンス~

Msで実施した塗装工事が完了したので、ご報告いたします。
塗装前
まずは昨年末、12月に塗装工事に伺った様子。玄関の木製建具が反ってしまい、戸袋と干渉していたので、戸袋を作り直しました。こちら、塗装前の写真。無塗装も綺麗なのですがどこかパキっとしない印象。

塗装中
外部に晒された木部は無塗装だと劣化が著しく進んでしまいます。木材の保護と、木部表面の印象を変えるため、最近のMsの木部トレンドカラーの「メープル」という色を施しました。

オスモさん作業
メープル塗装が完了した写真。鼻隠しを塗装しているのは、「オスモカラー営業担当:串阪さん」です。午後から現場に合流していただき、塗装のレクチャーを受けながら、一緒に作業を行いました。

オスモさんと作業
串阪さん、作業大変ありがとうございました。

格子網戸
さて、日を改め2月中旬。再びK邸に訪れました。本日対峙するのが、こちらの木製格子網戸。
竣工から20年の変色が目立っていますね。格子網戸さん・・・お手柔らかにお願いします(汗

オスモ:串阪さんから得た知識をもとに、まずは木部表面を番手200ほどのやすりで削っていきます。
木部の再塗装はまず、180~200番手(少し粗目)のやすりで削ると良いそうです。
Kさんやすり
夫のHさんにも作業を終日手伝っていただきました。バルコニーの格子手すりを削っているのがHさんです。(塗装作業には関係ないのですが、車庫の車たちがとてもカッコいいです!)

Hさん撮影
こちら私が、表面を削っているところです。ちょうど、煙突メンテナンス用の梯子固定ロープのアンカー設置を終えたHさんが、屋根に登ったついでに撮影してくださいました。

格子網戸塗装中
夏目が雨風に晒され、表面が削られた天然の浮造り加工。色がのりにくい・・・

削りすぎると、冬目がささくれ、色が乗るギリギリで表面を削りました。
変色が目立っていたので、カモフラージュを兼ねて、外部用の「ブラウン」を塗っています。

Hさん撮影
「京町屋みたいだな」とHさん。確かに、格子が黒色だと、京都っぽい印象です。
漆喰壁とのコントラストが効いていますね!
Yさん撮影
(Hさんとの作業風景)
妻のYさんも時々様子を見に、作業風景を撮影してくれました。
住まい手さんと、工事中の面白エピソードを聞きながら、作業できたのがとても楽しい時間でした!

そして、塗装も終盤に差し掛かったころ途中で通り雨が・・・
幸い、軒の出が深かったので、塗装面が濡れることはありませんでした・・・良かったです。
虹
15分ほどの通り雨。撤収作業を終え、空を見上げると虹が・・・
作業お疲れ様!と祝福してくれている気がします。

後日のKさんからのメールで
「玄関に置いてある多肉植物の緑がすごく、綺麗に映え、新築に戻った気分でニッコリしてしまいました!」
と嬉しいコメントを頂き、私もニッコリしてしまいました!

メンテナンス工事完了まであと少し!Kさんもう少しお世話になります。

中尾