Ms日記をご覧の皆様こんにちは、今週のMs日記は中尾が担当です。沢山、薪をいただいたので、紹介したいと思います。
栗材、名栗加工の専門店、「橘商店」にやってきました。作業場内にはMsOBの「SWING」小泉さんも一緒に薪を詰めています。
いただいたのは主に栗のフローリングです。割れてしまったものや端材をもらいました。割れているとはいえ、流石栗フローリング。とても綺麗で燃やすのが惜しいです・・・
こちら階段板に使用する栗材。「ギリギリを攻めて製材してるねん」と橘氏。歩留まりが良すぎです!イチョウ型の両側に皮の付いたものが薪となります。
「薪ビジネスできるかなぁ」と橘氏。皮付き、広葉樹。薪ストーブユーザーとしては需要しかありません。
栗の豊作です!(この記事を書いている現在、もうこの材たちは灰と化してしまいましたが・・・)
昨年、橘商店は事務所を改修されたそうで、2階にある事務所を案内していただきました。打ち合わせ室となるこちらの部屋は、一面矢型名栗が張られ、インパクトのある空間です。幅の異なる矢形名栗を互い違いに配置させた、贅沢な遊び心ある仕上がりです。Msもアクセントとして名栗仕上げがよく登場します。
打合せテーブルに灯るペンダント電球。フィラメントの傘に名栗加工が施されています。これは可愛いです!
橘さん事務所に使用している建具には「ブックマッチ」加工のされた栗合板が使用されています。「ブックマッチ」とは、一本の丸太から板材を挽き、隣同士になる板と板の切断面を本を開くように左右対称に並べ、接ぎ合わせた板のことです。シンメトリーの美しさに見惚れてしまいます。
薪を詰め込みひと段落、橘さんと小泉さんとキーマカレーをご馳走になりました。Msの昔話や刺激受ける話に有意義な時間でした。改めてありがとうございました。
最後に本日の薪ストーブの様子を
スタッフ中尾