岐阜県に1年メンテナンスに行ってきました。
昨年竣工しました、岐阜県のヨセムネ帽子の家と養老のキリヅマ。
・ヨセムネ帽子の家 http://mok-msd.com/cgi-p-japan/gallerypro/gallery.cgi?field=3
・養老のキリヅマ http://mok-msd.com/cgi-p-japan/gallerypro/gallery.cgi?field=2
竣工してからおよそ一年が経ちました。
この2軒の住まい手さんはご兄弟ですので、まとめて1年メンテナンスに行ってまいりました。
まずはヨセムネ帽子の家。今年の夏に比べると芝生が青々と生い茂っています。
去年のエムズ日記で作成の様子をお伝えした薪棚。今年も冬に向けて準備は万端です。
https://www.ms-a.com/post_37.html
真ん中の男性が住まい手さんです。普段の生活で困っているところはないか雑談を交え
ながら確かめていきます。また、木製建具は建付けが悪くなって開きにくくなっていること
があるのでひとつずつ確認していきます。
こちらは自慢の木の壁の浴室です。浴室にはサワラの板を使用しています。
木はカビが生えるのではないか…と心配される方が多いですが、この通り。
しっかりと設計をして施工をすれば全く問題はありません。
現場監督がカンナを使って階段の腰壁を削っています。これは来年のはじめに住まい手
さんにお子さんが生まれるとのことで、頭の当たるところの角を少し丸めているところです。
また、床下のチェックも行いました。床下は乾燥していて、他の問題も全くなかったので
安心です。現場監督のおなかがつっかえないかだけが心配です。
次は少し離れたところにあるお兄さんの家に移動します。養老のキリヅマです。
過去にエムズ日記でこの家の建具のについて報告をさせていただいています。
こちらも同じようにメンテナンスを行っていきました。こちらも特に問題ありませんでした。
唯一、子犬だった番犬サクラちゃんが大きくなって、家を食べるのが問題とのことです。
ちきんと家をかじらないようにしつけができ次第、補修をすることになりそうです。
こうして無事に2軒分の1年メンテナンスを終えることができました。
自分の関わった建物に住まい手さんが機嫌よく暮らしてくれているのを見ることはとても
うれしいことだと感じています。住まい手さんの生活に馴染みながら少しずつ変化してい
く住まいに、これからも関わり続けれたらいいなと思うメンテナンスでした。
スタッフ:日野