Ms日記をご覧の皆様、こんにちは今週のMs日記は中尾が担当です。
4月末に完成したコアー美原モデルハウスの撮影にやってきました。
完成から2カ月も経っておりませんが、既に沢山のMsの住まい手さんにも見学していただいております。
例年より早い時期に梅雨入りしましたが、無事に撮影日を迎えることができました。
カメラマンはいつもMsの竣工物件を撮影していただいている畑さんです。
午前10時撮影が始まりました。
この日畑さんは始発で遥々神奈川県から来てくれました。
夜景の撮影も行うので、始発から終電までのかなりストイックなスケジュールとなりました。
畑さんお忙しい中、ありがとうございました。
建築写真は時間との勝負です。
時間の流れによって変わっていく建物の表情を隅々までファインダーに納めていきます。
畑さんは昼食抜きで一日中仕事道具である一眼レフと対峙します。
午前中は東側の撮影を行います。東側から差し込む光が気持ちいい吹き抜け空間の様子です。
今日の私の仕事は空間に写る点景の配置と照明器具のオンオフによる空間の灯調節です。
コップ、本、植栽等を適切に配置し調節するのですが、これが絶妙で、とても難しいです。
結局この日は畑さんの点景調節、一発OKを頂くことはありませんでした・・・
上記写真はキッチンテーブルです。天板には「アパ」という木材を使用しております。
あまりMsでは馴染みのない木材種ですが美原モデルハウスのオレンジ色の外観ととても相性がいいです。
2階打ち合わせ室です。
写真に緑が欲しいとのことで、外部庭の植栽の枝を少し切り、ガラス瓶に飾りました。
緑があるのと無いのとでは、写真の写り方が全然違います。テーブルに落ちる影も可愛らしいですね!
天気はあまり良くなかったので、少し日が出てくると急いで外観写真撮影に取り掛かります。
そして畑さんが鞄をコソコソと・・・
出ました!
ドローンです!
操縦はiPhoneで行い、ドローンを操ります。
普段人間の視線では見ることができないアングルからの撮影。
さあ、空からの美原モデルハウスはどんな風に写っているのでしょうか?
午後、天気は快晴とは言えませんでしたが、強い西日が翳ってコントラストがバッチリ効いています。
こちらは西側に面する土間リビングの写真です。
御影石がほぼ同面で外部までつながり、そこからスロープ⇒植栽と、
外部と内部が緩やかに繋がり、奥行ある素敵な空間です。
低座のスポークチェアも土間リビングの緩やかな繋がりの一部として、いいアクセントとなりました。
午後7時前、日が落ちてきました。
夜景撮影の準備に取り掛かかります。
水を撒いているのはコアー建築工房の千原さんです。水を撒いて建物に陰影を作ります。
美原モデルハウスのある「ABCハウジング美原住宅公園」は18:00に閉場してしまうので、夜景の風景はもう見ることができないかもしれません。
よって、この写真は貴重な一枚です。
室内の沢山の木材によって反射された光が外部空間にあふれ出て、暖色の光に安らぎを覚えます。
コアー建築工房 広報部の春崎さんも夜の撮影に駆けつけてくれました。
広報部で普段一眼レフを扱っている春崎さんは、畑さんの写真技術を興味津々で盗み見していました。
是非、その技術を活かしていただきたいです!
夜景撮影は日の入りから30分間の完全に暗くなるまでの短い時間で勝負が行われます。
日中の撮影であらかじめ撮影ポイントをチェックし、夜の表情を撮っていきます。
畑さん撮影どうも有難うございました。
そして、先日畑さんから一部完成写真が届きました。
完成写真は是非コアーさんのホームページでチェックしてください。
コチラから
どれもカッコイイ写真ばかりです!写真に写っている点景の一部は私が動かしたものです。
是非注目してご覧ください。
以上撮影の裏側からお届けしました。
Msスタッフ中尾