2014.02.24
オープンデスクの受け入れ
MSDでは、この度、オープンデスクを受け入れました。
オープンデスクとは、建築の仕事を志す方(おもに建築系の学生)が、 設計事務所や建築事務所などで実務を体験するといったことです。
今回は、改修物件の軸組模型を作成していただきました。
現状の軸組を知り、永く住まうために補強すべき箇所の検討・確認のためです。
軸組模型があると、大工さんに改善点を説明するのも一目瞭然で伝えやすくなります。
そして、実際CAD(図面を作成するソフト)を使用し、調査伏図を書いていただきました。
CADの使い方に慣れ、立体を平面で表現する方法、決まりを知っていただきます。
これらを重ねると、現況調査に行って小屋に入っても、床下に潜っても
状況を把握し、図面表現しやすくなります。
今年度の調査もまだ、何件かありますので、実際現場を体験していただきます。
実際の設計業務を伝えようとしても難しいものがあります。
しかし、ここで目の当たりにしてきたものを感じ取って、今後の糧にしていっていただきたいものです。
ちなみに、食事も共にします。
MOK-SOHOでは、お弁当をもって1階のテーブルに集まり、一緒に昼食をとります。
休憩になると、立場は逆転、今の大学事情など世代間交流の場になります。
スタッフ:道越