キサブロウ沖本雅章さんが古民家の物件で使用するちゃぶ台を納品に来てくれました
Msでは、ちゃぶ台と呼ばれていましたが、沖本さんは「フリスビー」と名付けた様です。
気持ちのこもったモノには自然と名前が付くのですね。
このフリスビーは打合わせの結果、Msで漆塗装をする事になりました。
黒い部分(杉)は黒弁柄で下色を付け、天板(堅木)は生漆の色を生かした仕上げとします。
色の見切りはマスキングテープを使用しキレイに塗りわけが出来ました!
阪南市にMsの漆工房があるのですが、今回は数が少ないのでMs事務所の駐車場にムロを作り漆塗装を行なう事にしました。(Msスタッフは、色々な場所でムロを作って漆を塗っている事があるので、事務所にお越しの際はご注意ください 笑)
今回もしっかりと加湿が出来るムロが出来ました。漆は湿度と温度を調整して乾燥(硬化)させます。
フリスビー(ちゃぶ台)は両面に漆を塗ります。
漆は乾燥を待ってから、塗り重ねます。しっかり乾燥した上に漆を塗る為には時間がかかります。
今回の漆塗装は塗りに3日
さらに1日、高い湿度で乾燥(硬化)させ
倉庫の中で10日間、湿度を与えながら保管します。
猛暑の中での漆塗装でしたが、良い仕上がりになったと思います
「フリスビー」使っていただけるのが楽しみです!
Msスタッフ新井