造園家の谷口萌さんと古川庭樹園に行く~コアー建築工房モデルハウスの庭づくり
2月14日・15日に建て方をおこなった モデルハウスも 今週水曜日の4月7日には大工工事が終わり、大工さんと最後の確認をしました。
驚くほどのスピード感です。
この日は、すでに仕上げの左官屋さんが作業をする現場で、塗装の色決めなどの打ち合わせも行いました。階段まわりの吹き抜けも、これから珪藻土を塗っていきます。
この空間、DENスペースも、珪藻土塗りが終われば、造り付けのベンチに綺麗な色のウレタンマットが入ります。
窓の向こうは、まだ殺風景ですが、建物が仕上がると同時に、植栽の緑が入れば、とってもいい感じになるはずです。
さて、その庭づくりのために、3月30日には、造園家の谷口萌(谷口萌造園設計室)さんと大阪金剛山のふもとの古川庭樹園を訪ねました。広大な植木畑の山である古川庭樹園には、側道に数々の車が止まり、植木を見に来ている多くの造園屋さんの姿もみえます。この山を案内してくれる古川さん(写真右手)の前を、先頭きって歩いていくのが、造園家の谷口さん。一番後ろが コアー建築工房の千原徹さんです。
古川さんからは、「建築家の伊礼さんや、横内さんも、この山に来られていますよ。」と伺いました。まずは、モデルハウスに植えようと考えているというジューンベリーを見せてもらいました。
この山のどこに何があるのか、全てわかっているという谷口さんが、案内してくれました。この日は小雨模様で少し暗くもあり、写真では樹木が綺麗に映らないのが残念です。モミジを植えてほしいという私の希望に、様々の種類のもみじを見せてもらいました。
コアー建築工房の監督、田茂井さんの横の樹木はカエデです。幹に白黒の模様が見えるのが アオダモ。「最近アオダモが人気だよね。」と谷口さん。アオダモもお庭に入るようです。「花が咲く木をいれたいね。」と谷口さん。
可憐な花、シジミバナを教えてもらいました。 うわー! なんと可愛い「シジミバナ」です!
「こんな木も植えたいね。」と谷口さん。利休梅(りきゅうばい)は白い花をつけています。
なんと気品のある立ち姿でしょう。お花も気品漂います。
もうすぐ4月に入り、あちこちにお花が咲いて、それは心地よい山歩きでした。そんなことで、 足場がとれたモデルハウスの外観ですが、これは、「すっぴん」状態。これから谷口さんの造園工事が入れば、どのように素敵になるのか、ワクワクします。
「庭屋一如」
そんな家と庭の関係ができますように。 4月29日のオープンが楽しみです!
(三澤文子)