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Ms ARCHITECTSエムズ建築設計事務所

エムズ日記BLOG

2021.04.09

造園家の谷口萌さんと古川庭樹園に行く~コアー建築工房モデルハウスの庭づくり

2月14日・15日に建て方をおこなった モデルハウスも 今週水曜日の4月7日には大工工事が終わり、大工さんと最後の確認をしました。
驚くほどのスピード感です。

この日は、すでに仕上げの左官屋さんが作業をする現場で、塗装の色決めなどの打ち合わせも行いました。2 (5).JPG階段まわりの吹き抜けも、これから珪藻土を塗っていきます。

1 (5).JPGこの空間、DENスペースも、珪藻土塗りが終われば、造り付けのベンチに綺麗な色のウレタンマットが入ります。
窓の向こうは、まだ殺風景ですが、建物が仕上がると同時に、植栽の緑が入れば、とってもいい感じになるはずです。

さて、その庭づくりのために、3月30日には、造園家の谷口萌(谷口萌造園設計室)さんと大阪金剛山のふもとの古川庭樹園を訪ねました。3.JPG広大な植木畑の山である古川庭樹園には、側道に数々の車が止まり、植木を見に来ている多くの造園屋さんの姿もみえます。4.JPGこの山を案内してくれる古川さん(写真右手)の前を、先頭きって歩いていくのが、造園家の谷口さん。一番後ろが コアー建築工房の千原徹さんです。

古川さんからは、「建築家の伊礼さんや、横内さんも、この山に来られていますよ。」と伺いました。5 (4).JPGまずは、モデルハウスに植えようと考えているというジューンベリーを見せてもらいました。
この山のどこに何があるのか、全てわかっているという谷口さんが、案内してくれました。この日は小雨模様で少し暗くもあり、写真では樹木が綺麗に映らないのが残念です。6 (3).JPGモミジを植えてほしいという私の希望に、様々の種類のもみじを見せてもらいました。

コアー建築工房の監督、田茂井さんの横の樹木はカエデです。7 (3).JPG幹に白黒の模様が見えるのが アオダモ。「最近アオダモが人気だよね。」と谷口さん。アオダモもお庭に入るようです。8 (2).JPG「花が咲く木をいれたいね。」と谷口さん。

可憐な花、シジミバナを教えてもらいました。 9.JPGうわー! なんと可愛い「シジミバナ」です!

10 (1).JPG「こんな木も植えたいね。」と谷口さん。利休梅(りきゅうばい)は白い花をつけています。

なんと気品のある立ち姿でしょう。11 (1).JPGお花も気品漂います。

もうすぐ4月に入り、あちこちにお花が咲いて、それは心地よい山歩きでした。12.JPGそんなことで、 足場がとれたモデルハウスの外観ですが、これは、「すっぴん」状態。これから谷口さんの造園工事が入れば、どのように素敵になるのか、ワクワクします。

「庭屋一如」

そんな家と庭の関係ができますように。 4月29日のオープンが楽しみです!

(三澤文子)