吹田市S邸 建て方~上棟式
今月初めに吹田市にある新築物件の建て方が行われ、少し間を空けて、先日ついに上棟式を終えました。
今回は、建て方~上棟式の様子をお届けします。
本物件は高基礎の上に軸組を組んでいます。
高基礎の空間はガレージとして使用して、その上に居室の空間を載せたプランです。
建て方を行った週は雨続きだったので心配していましたが、ちょうど建て方の日だけ晴れたので、ほっとしています。
今回、Jパネルは主に水平構面で使用し、壁は構造用合板で耐力を確保しています。
構造材の接合はDボルトも使用して行います。向野棟梁の元、現場は進んでいきます。
今回、住まい手さんの御祖父さんの山の木(吉野川上村)ー写真の3本のヒノキの柱(紙巻きされている材)を、山守りをしている叔父さんからプレゼントしていただいたので、リビングの吹き抜けた空間に全て配置しています。
→以前に3本のヒノキを伐り出した際のお話はこちら
そのうち一番大きな240角の通し柱は、八角に加工して大黒柱として存在感ばっちりです。
屋根のJパネルも施工されました。このJパネルの面がそのまま天井の仕上げになります。
無事に上棟です!
そして上棟から少し日を空け、上棟式を執り行いました。
向野棟梁が、上棟式用に構造用合板でつくった大テーブルをセッティングしてくれています。
住まい手さんが棟札へ氏名の記入を行っています。(これは事前練習中です)
また、今回直会の食事を住まい手さん自ら手料理で準備してくださるとのことで、式の前に準備をしているところをパシャリ。
さらには飾りつけまでしていただいています!
式も始まり、建物の四隅を洗い米とお酒で清めていきます。
そして式も直会へと進み、住まい手さんからお手製のお弁当をいただきました。
ものすごく美味しかったです。ご馳走様でした。
上棟式の最後は一本締めで締めくくり、7月頃竣工に向けて、改めて気を引き締めました。
完成が楽しみです。
スタッフ宮本