2013.08.08
W邸現場状況
蒸し暑い日が連日続きますが、現在進行中のW邸のある山梨は
カラッとした空気でとても過ごしやすい環境です。
建て方以降、W邸の現場がどんどんと進んでいっています。
以前のMs日記(建て方)ではJパネルが落し込まれた状態まででしたが
開口部にはアルミサッシ(樹脂複合、ペアガラス)が取付けられ
外壁には断熱材、透湿防水シート、胴縁、杉板が張られてきています。
外壁板は構造材と同じ静岡県浜松にある永田木材さんから。
15㎜の板を張り終えたら、継ぎ目を押縁で押えていきます。
押縁による外壁面の凹凸がより立体的な表情を見せてくれます。
また、外壁の一部分は平葺きで仕上げています。
屋根と同じガルバリウム鋼板を使っていますが、縦ハゼ葺きとは違い
平面的な仕上がりはやわらかな印象を与えてくれます。
屋根と連続するデザインとなっているのもポイントです。
このような軒の出ていない外壁には木材よりも、メンテナンス不要な材料が適しています。
内部では、フローリング張り、造作工事が進行中です。
フローリングには栗(一枚板)を使っています。
W邸は床暖房を採用していないので、120㎜と広い幅で加工されており
とても高級感があります。
栗の他にもサクラ、クルミ、タモ、チーク、ヒメコマツなどの木材が適材適所に配置されます
北沢建築さんの作業場にて加工が終わり、取付くのを今か今かと待っています。
竣工まではまだ時間がありますが、現場が進んでいくのを見ると完成が待ち遠しくなります。
(スタッフ:戎野)
山梨県W邸:過去の記事
https://www.ms-a.com/post_96.html