ZOOM部屋ができました!
3週間前のMs日記に登場したウマハウス。ワンルームのキッチン+リビングダイニングの写真に仕事スペースが写っています。「右奥に見えるのは2畳ほどの仕事スペース。1m角のテーブルを壁につけて2人が斜めに座って仕事をします。」
リモートワークになると見越して、住まい手から要望があり計画した仕事スペースでしたが、予期せぬ新型コロナの影響でいきなり大活躍です。
Ms事務所にも「ZOOM部屋」と呼ばれる、オンラインのためのスペースが設けられ、先日は代表・三澤文子によるMOKスクールの講義が行われました。今回はMsのZOOM部屋の紹介をいたします。
ここは故・三澤康彦さんが仕事場として使っていた場所です。ずっと触らずにいた空間ですが、オンライン化され新たな活動の場となりました。それでもやはり、デスク周りには康彦さんがそのまま残されています。
新しくウェブカメラを導入しました。設置場所を変えて検討した結果、モニター右上の中央寄りに落ち着きました。ここだと自然な目線で視聴者に話しかけられます。
モニターの後ろに見える輪っか、これは何かというと…
女優ライトです。
では、ZOOM部屋は視聴者側からどのように見えているでしょうか。
中尾くん、女優ライト有り
中尾くん、女優ライト無し
確かにライトによって、前髪でできた影が無くなっています!
ZOOM部屋は、スタッフのオンライン学習室としても用いられます。今日の中尾くんは省エネ・温熱環境に関係する性能の勉強会、「建築環境ラボ2020後期」の講習に参加しました。これまでのスタッフはみな京都まで通っていたので、事務所で参加できると移動時間の節約になりますね。
これからは自宅に仕事スペースを設けるのが当たり前になりそうです。また家族と自宅で一緒に過ごす時間が長くなるため、それぞれが息抜きのできる空間も必要になるでしょう。新型コロナは、暮らし方や働き方を変え、それにともなう住空間まで変えています。物事が大きく変化する瞬間に立ち会ってみると、柔軟に変化する重要性を見せつけられているように感じます。
今年はお盆休みの帰省を取り止める方が多いのではと思います。この機会に暮らし方改革をされてみてはいかがでしょうか。私は長雨で草が生い茂った庭の整備を行う予定です。
それではみなさま、良い夏休みをお過ごしください!
村上洋子